007 消されたライセンス






『
007 消されたライセンス』(だぶるおーせぶん けされたらいせんす)は
1989年公開、
ジョン・グレン監督の
スパイアクション映画。
007シリーズ第16作目。英題は
Licence To Kill 概要
スタッフ
キャスト
ストーリー
フィリックス・ライターの結婚式に向かう途中、「サンチェスが現れた」とDEA(Drug Enforcement Administration = 麻薬取締局)の連絡を受け、ボンドとライターは現場に向かう。サンチェスはDEAが長年追っている麻薬王だったが、自身の人脈で固めた地元を離れ、アメリカ領内に姿を見せたのは、二度とない捕獲のチャンスだったのだ。
ボンドとライターは、サンチェスが逃走してるセスナをヘリコプターで釣り上げ捕らえて、スカイダイビングで花嫁デラが待ってる教会に降り立った。
しかし、キリファーの手助けでサンチェスは護送車から逃亡、新婚初夜のライター夫妻を襲い、デラを殺した上ライターを捕らえて鮫に足を食べさせる。
帰国しようとしていたボンドは空港でサンチェスの逃亡を知り、ライター宅に急いだが、そこで無残なライター夫妻の姿を発見する。ボンドはサンチェスへの報復を誓うが、任務を逸脱した行為に対してMがじきじきに訪米、彼を説得しようとするが、ボンドはこれを断り「殺しのライセンス(殺人許可証)」を剥奪され逃亡する。
マネーペニーやQの個人的な協力も得てサンチェスに接近するボンドだったが、その過程で他国の諜報機関の作戦を妨害もしてしまう。個人的な復讐心と国家レベルでの利害との間で苦悩するものの、英情報部からクビにされた経歴を逆用してサンチェスの懐にもぐりこむことに成功、ガソリンにコカインを混ぜて密輸するサンチェスの計画を崩壊に導く。
その他
- タンクローリーの改造を任されたケンワース社主任技師ラリー・オアは、デトロイト・ディーゼル系列のエマーソン社でエレクトロニック・エンジンに改造。トラック・ウェルド社で特製サスペンション。シアトル工場のモウ・ブーリングルッド元副主任技師により2重運転席に改造される。タンクローリーは、メヒカリで関係者に引き渡され、はヒロインにちなみパメラ1号2号3号と命名される。ケンワース・メキシカーナ社が撮影中のメンテナンス担当。ラリー・ダウンズ(インランド・ケンワース)。
- 撮影地:チェルブスコ・スタジオ、キーウェスト、ドゥランゴ、アカプルコ。
- ロケ地で、様々な怪奇現象が起こった。(夜間に無人のトラックが暴走した事やこの映画のクライマックスでタンクローリーが炎上するシーンがあるのだが、昔USOジャパンという番組でそのシーンの写真に巨大な炎の手が写っていると放送された。)
- ティモシー・ダルトンのボンド卒業作品である。
- メインタイトルで、本編はオリンパスCM-4の中に入っていく。
- 当初作品名は「剥奪されたライセンス」(License Revoked)の予定だったが、アメリカ側から言いにくいとのクレームがついたこと、ジョン・ガードナー版007シリーズの第1作「メルトダウン作戦」(原題License Renewed = 書き換えられたライセンス)と紛らわしい、などの理由で変更された。
- 原作シリーズでもフィリックス・ライターはサメの生簀に放り込まれて手足を失うが、それは第2作「死ぬのは奴らだ」でのこと。このために一度CIAを解雇されるが、義手義足を装備してピンカートン探偵社で活動、のちCIAに復帰している。映画でこのエピソードは避けられてきたが、本作でついに採用された。また、このシーンやクレストが破裂して死ぬシーンなどのため、本作はイギリスでは15歳未満は鑑賞禁止とされた。
- ボンドの愛用銃は、ワルサーPPKであるが、この作品と前作『007 リビング・デイライツ』では、ワルサーPPKの米国輸出用であるワルサーPPK/Sが使用された。尚、銃のアップのシーンでは、ワルサーPPKが使われている。
- 興行的には不振に終わったが、作品は最高の完成度で、現在では高く評価されている作品である。
関連項目