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丸井(まるい。○|○|・0101)は、日本チェーンストアの一つ。日本百貨店協会には属さず、店舗形態は「ファッションビル」に近い。ファッションを軸に、家具・雑貨・メガネ・宝石などあらゆるものを自前主義で展開。首都圏では圧倒的な若年層シェア。往年のテレビコマーシャル「駅のそばの丸井」「丸井はみんな駅のそば」のキャッチコピーが有名。駅前一等地に次々と出店することでブランド認知度を高め、かつてのDCブランドブームに乗って若者を取り込んだ。1960年に日本で初めてクレジットカード(現在の「赤いカード」)を発行。流行や気候に左右されるアパレル販売とは異なり、カード・金融事業から安定した利益を稼ぎ出す。 本社・本店は創業地である東京都中野区中野。中野駅北口の本社ビル、南口に本店及びグループ各社、丸井グループ福祉会、健保組合等がある。

正式社名は株式会社丸井。英語の社名はMARUI CO., LTD.である。 青井浩社長(創業家一族。3代目)

社歴

店舗

  • 東日本では関東地方(群馬・栃木除く)、静岡県(静岡店)、福島県(郡山店)に店舗をもつ。東京では、2007年には新宿新館、有楽町店がオープン予定。
  • 現在は関西にも進出しており、神戸(神戸マルイ)が関西初出店となる。2006年には大阪にも進出(なんばマルイ)。

近年では、積極的なスクラップ・アンド・ビルドとリニューアルを繰り返し、店舗の増減・改廃が激しい。画一的な展開から、商圏に適したきめ細かい展開に切り替えている。プライベートブランド開発、SPA化、自社編集売り場など、旧来型の百貨店からの脱却を図る。

かつて存在していた店舗

  • 土浦店
  • 川口店
  • 千葉店
  • 船橋店
  • インザルーム自由が丘
  • 八王子店
  • マルイビィ町田
  • 横浜関内店
  • 大船店
  • 横須賀店
  • 藤沢店
  • 厚木店
  • 小田原店
  • 沼津店
  • 清水店
  • 浜松店

詳しい情報をお持ちの方は追記をお願いします。

形態

  • 丸井(一般型)
  • マルイシティ(都市型)
  • マルイファミリー(郊外型SCを意識、食料品も扱う)
  • マルイヤング(ティーン世代)
  • マルイワン(若手クリエイターの発掘・育成を掲げる)
  • マルイJAM(ファッション激戦区・渋谷の立地に対応、レディスのみ)
  • マルイメン(メンズ専門)
  • マルイミニ(一般・小規模店)
  • inTheRoom(インテリア専門店)
  • FIELD(スポーツ専門店)
  • マルイザッカ(ファッション雑貨専門店)は閉店。
  • マルイモデルはレディストールサイズを扱うショップ名称である

旗艦店

丸井の本店は中野であるが、事実上の旗艦店は新宿である(5店舗が存在)。その中心となるマルイシティ(旧ファッション館、1998年3月名称変更)は新宿通り沿いの新宿3丁目(伊勢丹前)にある。しかし、それ以外の店舗は、積極的にスクラップ・アンド・ビルドを行うため、たびたび店舗の移動がある。

  • 新宿3丁目交差点前(現在のフィールドの場所)にあったメンズ館は、1998年9月に靖国通り沿いの旧インテリア館に移転して「マルイメン」となっている。
  • 1992年9月に明治通り沿いの伊勢丹前(現在のコメ兵の場所)に開店したフィールド(1984年4月開店のスポーツ館が前身)は、1998年9月に靖国通り沿いのマルイメンの裏に移転した後、2004年に新宿3丁目交差点前に移転している。
  • 1984年に靖国通り沿いに開店したインテリア館は、1998年に一旦なくなった後に、2004年2月に甲州街道と明治通りの交差点の京王新宿追分ビル(旧ヴァージンメガストア新宿店)に「in The ROOM」として再出店している。
  • 1998年9月に旧フィールド跡地(現在のコメ兵の場所)にできたマルイワンは、2005年3月にマルイヤングの5~9階に移転している。
  • 1990年にマルイシティ地下1階に開店したヴァージンメガストアは、2001年4月21日に新築された京王新宿追分ビル(現在のin The ROOM)に移転。その後経営不振で2004年1月に閉店(2006年には株式も売却され丸井の関連会社ではなくなっている)。

なお、2007年春完成予定の新宿3丁目の東映映画会館跡地の再開発ビル(シネコンなど)に、テナントとして現在新宿通り沿いの伊勢丹前にあるマルイシティが移転する予定である。現在のマルイシティの建物は、A館・B館をまとめて取り壊して建て替え、2009年春マルイシティが再移転し戻ってくる予定となっている。マルイシティ再移転後の再開発ビルのテナントについては、現在のところ未定であるが長期の賃貸借契約が残っていることから丸井の関連事業が入居すると考えられている。

  • 新宿3-30-16(現在のマルイシティ新宿の場所)

ニュー新宿店→ファッション館→シティ→取り壊し・再建予定

  • 新宿3-18-1(現在のマルイヤング新宿の場所)

ヤング館→ヤング→ヤング(一部ワン)

  • 新宿5-16-4(現在のマルイメン新宿の場所)

インテリア館A館・B館→メン・フィールド→メンA館・B館

  • 新宿3-1-20(現在のフィールド新宿本店の場所)

スポーツ館→メンズ館→ザッカ→フィールド

  • 新宿3-1-13 京王新宿追分ビル(現在のin The ROOMの場所)

ヴァージンメガストア→in The ROOM

  • 現在のコメ平の場所

フィールド→ワン→(空家)→コメ兵(別会社)

雇用体系

管理職以外のプロパー社員ほぼ全員を丸井子会社に転籍させ賃金改定する大胆なリストラを2003年に実行。丸井の店舗の各ショップで働く従業員は、丸井に属さず以下から派遣される(メーカーや関連事業会社から派遣される店員を除く)。

  • (株)エポスカード、(株)マルイエムズモード、(株)マルイパレット、(株)マルイファッションナビ、(株)マルイアクセス、(株)マルイシーズニング

自社ブランド

自社プライベートブランドとして、アールユー(RU、レディス)、タスタス(tasse tasse、レディス)、大きいサイズのマルイモデル(OI MODEL、レディス)、ビサルノ(VISARUNO、メンズビジネス)、インザルーム(in The Room、インテリア)など。

丸井系ブランド

若者の間で「丸井系」と呼ばれるファッションがある。丸井に出店しているファッションブランドに依存したスタイリングであるが、レディスには用いずメンズにのみ用いられる。無難かつステレオタイプで、価格も際立って高くないといったスタイルを、やや皮肉ってそう呼ぶ向きもある。

丸井の売り場作りの方向性としては、同じく優良百貨店と目される「伊勢丹」の対極である。伊勢丹では「オンリーワン」や「先鋭・高感度」を掲げて個性化を追求する。一方の丸井では、流行に沿った平均的でスタンダードなスタイルを志向し、量をさばくことが重視される。

主な丸井系ブランド

丸井系ブランドは主に国内のアパレルメーカーが若者向けに展開するブランドである。ブランドのスタイルを大雑把に分けると以下のような感じになる。なお、以下のブランドは丸井のみならず高島屋伊勢丹などの高級百貨店にも出店することがある。また、丸井系ブランドの中には有名なファッションデザイナーを起用し、ファッションショーで発表するブランドもある。

シンプルなスタイル

  • COMME CA DU MODE MEN
  • TAKÈO KIKUCHI
  • MEN'S BIGI
  • JUNMEN
  • abx
  • MEN'S MELROSE
  • INÈD HOMME
  • SEDUCTION de NICOLE
  • MK HOMME

やや派手なスタイル

  • MONSIEUR NICOLE
  • TORNADO MART
  • HIGH STREET
  • MORGAN
  • 5351 POUR LES HOMMES
  • CUSTOM CULTURE
  • TÈTE HOMME
  • ATELIER SAB MEN
  • KATHARINE HAMNETT
  • COMME CA COLLECTION

ストリート系寄りのスタイル

  • ABAHOUSE
  • BOYCOTT
  • R. NEWBOLD
  • NICOLE CLUB FOR MEN
  • TK TAKÈO KIKUCHI
  • PPFM

丸井のクレジットカード

丸井を語る上で欠かせないのが、クレジットカード「赤いカード」の存在である。

丸井はもともと月賦払いを中心とする百貨店であったが、1960年に日本で初めて月賦払いに「クレジット」という名称を付けた。同時に発行を開始した当時の「赤いカード」は、クレジットカードというより月賦払いの会員証という位置づけであった。無論当時は口座自動振替のシステムもなく、返済方法は店頭で直接支払うのみであった。振込みによる返済が一般的になった現在でも、店頭のカードカウンターへ出向いての返済が可能である(同様の形式はセゾンカード百貨店のクレジットカードにもある)。

長らく丸井グループと丸井店舗周辺の加盟店のみ扱えるハウスカードの立場を固持してきたが、1990年代初頭にDCカードと提携・一体化した「M1カード」が丸井から発行され、世界中の加盟店で利用できる様になったが、当時の入会審査が厳しくあまり発行されずに終息してしまう。

1994年にハウスカードの名称を「マルイカード」に変更したが、2000年に元の「赤いカード」に戻した。

2001年にクレディセゾンとの提携によって、赤いカードとセゾンカードを合体した『赤いカード《セゾン》』が発行開始したものの、利用加盟店が赤いカードの加盟店かセゾン(VISA・MasterCard・JCB)の加盟店かによって、丸井から請求されるモノと、セゾンから請求されるモノに別れ、支払方法やサイクルが全く別であるなど使い勝手が悪い物であった。

2004年10月にカード事業を分社化し連結子会社の(株)マルイカードを設立し、VISAのスペシャルライセンシーを取得。2006年3月に社名を(株)エポスカードに変更するとともに、「赤いカード」はハウスカードから脱し、VISA付帯のICクレジットカード「エポスカード (EPOS CARD)」へ衣替えした。

キャッシング

1981年に赤いカードでキャッシングサービスが開始。現在殆どの「赤いカード」・「エポスカード」でキャッシング(融資)枠が設定されており、(だだし、未成年者はショッピング専用カードとして発行)グレーゾーン金利上限に迫る高利のキャッシング利息収益で長い間本業の(分社化した現在は連結)収益の一大部分を占めている。また、丸井のカードは店員のノルマ達成の為、フリーター(場合によっては無職)でも店頭で容易に発行されてキャッシングに使えた事から、借り逃げなどの貸倒件数・金額によってはその年の業績にマイナス影響を与えるものとなり、「小売店の顔した消費者金融」と言われる事もしばしばある。

ゼロファースト

1991年に消費者金融専業会社「ゼロファースト」(現在エポスカード子会社)を設立し、都市部の駅近くのビル1階もしくは平屋建てに店舗を入居し、ゼロファースト・丸井のカードの他にクレジットカード信販会社・消費者金融郵貯カードが扱えるATM(店舗によっては24時間稼働)を複数台設置するなど独自に事業を行うが、丸井のカードによるキャッシング・入金(弁済)も行う点から、丸井店舗が撤退した地域にゼロファーストを出店する傾向が有る。

なお、社名は【ZERO-FIRST】からも分かるように、丸井の0101が由来とされている。

関連事業

先の店員派遣以外の関連会社は以下のとおり。

主要株主

  • 2005年3月31日現在の株主
  1. 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 8.83%
  2. 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 8.47%
  3. チェースマンハッタンバンクエヌエイロンドン 3.62%
  4. 株式会社東京三菱銀行(現・三菱東京UFJ銀行) 2.25%
  5. 日本生命保険相互会社 2.19%

宣伝活動

  • 丸井はテレビを宣伝媒体として積極的に利用してきた。昭和40年代前後には在京局すべてで夜の「スポーツニュース」(当時は5分程度の短いものだった)に番組提供を行い、知名度向上に努めた。比較的最近まで夜のスポーツニュースが短時間の独立番組であった日本テレビの「スポーツニュース」への番組提供がその名残と言えよう。
  • 上記の流れがあり、1990年代前半までは在京局や関東独立局のミニ番組を各社1〜2本に提供(すべて一社)していたほか、丸井が進出していた静岡・福島地区でも地元のミニ番組に提供するケースがあった。
  • 当初提供していた番組には30代以降をターゲットとしたものが多く、中高年の夫妻を紹介する「ひとりよりふたり」(日本テレビ)、「各駅停車世界の旅」「世界あの店この店」(ともにテレビ朝日)などがあったが、80年代中頃に入ってからは20代を主軸に置いた番組(下記参照)へシフトしていくようになり、番組内での丸井とのタイアップ(連動企画)も多くなっていった。
  • 若年層を主対象においた主なミニ番組としては、トレンド情報番組「キャッチアップ」(TBS)、当時流行の洋楽ビデオクリップを紹介する「丸井サウンドロフト」(フジ)、ニューヨークのトレンドを紹介する「ニューヨーク情報」(テレビ朝日)、海外旅行のガイド的番組「Zip's」(テレビ東京)、そして最新の洋楽ヒットに乗せ世界のスポーツ映像を見せる「SPOPS」(テレビ神奈川)など。他にもフジテレビでは「サウンドロフト」の後番組として、東京の街そのものをゲームの舞台とした「チキチキバンバン」、東京で暮らす若者の部屋にスポットを当てた「ROOMS」など、意欲的かつ評判を呼んだ番組も制作されていた。
  • 丸井のCM展開は1990年代前半までは「番組提供」が主であり、その中で丸井オリジナルブランドやインテリア、そして季節商品の単独イメージCMや「赤いカード」の告知など、さまざまなジャンルのCMを効果的に組み合わせていた。また関東エリアのヤング館共通CMや池袋スポーツ館(のちの「フィールド」)、新宿インテリア館(のちの「イン・ザ・ルーム」)単独CMなども頻繁に流された。
  • 新店の開店や既存店の新装開店などでは、それぞれの店舗立地のイメージに近い告知CMが多く作られた。例えば「京成百貨店」から経営譲渡を受け新規開店した上野店(現マルイシティ上野)では、近接する浅草の「三社祭」をイメージしたもの、浜松店(既に閉鎖)新装開店時には浜松まつりの「凧揚げ」をイメージしたもの、藤沢店(既に閉鎖)開店時には湘南をイメージしたものなど、凝ったCMが多く作られた。
  • 宣伝活動のひとつとしての「丸井試写会」(会場:中野サンプラザ)も定期的に行われ、これについての告知CMも、提供番組内で流されていた (丸井店舗があり、番組をネットで受けていた静岡・福島地区では丸井の別のCMに差し替え)。
  • しかしバブル崩壊をきっかけに様々な事情が絡み、1990年半ば、レギュラー番組への提供からはすべて撤退した。その後、単発番組へ散発的な番組提供へ移行し、現在はスポットCMを放送するのみにとどまっている。

  • 丸井店内では1980年代前後に、テレビでの宣伝活動と平行して月刊の「フリーペーパー」も配布していた。内容は、取り扱いブランドや商品の情報、着こなしの提案と丸井自体のお知らせなど。また当時店舗網の拡大を進めていた時期でもあり、新店情報や一部タウン情報的なものも掲載されていた。この「フリーペーパー」は1990年代に入り、通販カタログやカード明細への添付パンフレットに形を変えていくこととなる。

CM出演経験のあるタレント・モデル

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