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01式軽対戦車誘導弾(まるひとしきけいたいせんしゃゆうどうだん)は、陸上自衛隊で使用されている対戦車ミサイルで、84mm無反動砲の後継である。開発コードはXATM-5。通称は「軽MAT」、愛称は「LAT」。

開発

1993年(平成5年)から主契約者を川崎重工業として開発が行われ、2001年(平成13年)に制式化された。

開発における技術的な課題として、非冷却型赤外線画像誘導方式・掩蓋内射撃可能な射出推進方式・特殊装甲対処可能な小型弾頭・小型・軽量化等の確立が挙げられ、同時に低コスト化も主要な課題とされた。これらの課題を解決する為に様々な試みがなされた。その中でも、非冷却型赤外線画像センサの対戦車ミサイルへの採用は世界初の試みであり、これにより低コスト化と瞬間交戦性の向上が可能となった。また、使用される電子部品に民生品を積極的に活用したことも低コスト化に寄与している。技術研究開発総経費は105億円である。

概要

普通科部隊の小銃小隊に軽装甲機動車とセットで更新されているようで、順次84mm無反動砲と更新されている。

発射の際に射距離に応じて戦車の弱点である上面を攻撃するダイブモード(トップアタック)と低伸弾道モード(ダイレクトヒット)を使い分ける事が出来る対戦車ミサイルで、二重の成形炸薬弾頭を搭載し爆発反応装甲(ERA)にも対応可能である。

米軍ジャベリン対戦車ミサイルに相当する個人携行型システムであり一人の射手が肩に担いで照準・射撃する(軽装甲機動車の上面ハッチ上から発射する事も可能)。システムは発射筒・飛翔体(ミサイル)・発射機・夜間照準具から構成されている。調達価格は一基約2600万。赤外線画像誘導を採用し戦車の発する赤外線を捉えて誘導するため、命中まで誘導しつづける必要がない撃ち放し式(Fire&Forget)ミサイルである。1発撃つ度、システム入力が必要である。

運用は従来の84mm無反動砲の2人に対して1人で済むなど小隊の運用が楽になると言われているが、実情は副砲手(弾薬手)を必要としない影響で射手自ら弾薬を担ぐ必要があるなど非効率的である。 弾薬装填時は84mm無反動砲よりも重量があるため基本的には移動するよりも特定の場所から射撃する方法が多いとも言われている。また、発射時の後方爆風が少ないことからトーチカなどからも発射が可能となっている。

従来の84mm無反動砲と違い、「陣地攻撃の際の機関銃陣地に対する援護射撃には使えない」・「対戦車向けの武器の範囲を超えることが出来ず、使用できる弾薬が限られる」などの制約も発生している。

関連項目

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