岐阜市






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岐阜市(ぎふし)は、岐阜県の中南部に位置する都市で、同県の県庁所在地である。旧厚見郡。国から中核市に指定されている。
戦国時代には斎藤道三や織田信長の城下町として盛え、江戸時代には中山道加納宿の宿場町として盛えた。
地理
岐阜県の南部に位置し、濃尾平野の北端に当たる。北部には山林を有し、南部には市街地が広がっている。また市内を横切るように、北東から南西にかけて長良川が流れており、市の大部分は長良川と支流の扇状地と自然堤防地帯にあたる。この長良川は日本三大清流の一つと言われ、中流域が1985年(昭和60年)に名水百選に、また1998年に水浴場55選に、2001年に水浴場88選に選定されている。一方、扇状地の長良川は典型的な天井川で、市の中心部より川の水面の方が常に高く、大雨の際には洪水の危険が伴う。
隣接する自治体
主な地区
歴史・沿革
「岐阜」の名は、斎藤道三がそれを受け継ぎ織田信長が全国統一の野望と共につけたものだとされる(→岐阜県#歴史)。又、中山道の宿場町でもあり、岐阜市中心部に位置する加納宿は、今でもその面影を残している。
- 1889年(明治22年)7月1日 - 市制施行。人口2万5750人、面積10km²。
- 1891年(明治24年)10月28日 - 濃尾地震。死者245名、負傷者1260名、家屋全半壊3993戸、全半焼2343戸。
- 1940年(昭和15年) - 加納町を編入。
- 1945年(昭和20年)7月9日 - 岐阜空襲。死者863名、負傷者520名、焼失戸数2万426戸。
- 1950年(昭和25年)8月20日 - 黒野村、方県村、茜部村、鶉村、市橋、西郷村を編入。
- 1950年(昭和25年)12月10日 - 岩村を編入。
- 1955年(昭和30年)2月11日 - 鏡島村、厚見村を編入。
- 1956年(昭和31年)4月1日 - 芥見村が、厳美村の大字加野、岩井を編入。
- 1958年(昭和33年)4月1日 - 日置江村、芥見村を編入。
- 1959年(昭和34年)4月1日 - 合渡村を編入。
- 1961年(昭和36年)4月1日 - 三輪村を編入。
- 1969年(昭和44年)2月1日 - 本巣町(現在の本巣市)大字外山と境界変更。
- 1974年(昭和49年)4月1日 - 笠松町桜町、羽衣町の一部と境界変更。
- 1996年(平成8年)4月1日 - 中核市に指定される。
- 2006年(平成18年)1月1日 - 柳津町を編入。
行政
市町村合併に伴い人口は増えているが、実質の人口は減少傾向。以前より合併に積極的で、岐阜市広域合併協議では羽島市、笠松町、岐南町、柳津町、北方町が参加し、50万都市を目指したが、岐阜市椿洞での産廃不法投棄問題に端を発した市行政の怠慢、合併後の市議会議席の調整などに失敗。次々と離脱。柳津町のみの合併となってしまった。
- 地域自治区
- 柳津町(2006年1月1日に編入した旧羽島郡柳津町の地域をもって設置。)
小選挙区
衆議院の小選挙区では、岐阜1区。
姉妹都市・提携都市
学校
大学
高等学校
商業
規模の大きな繊維問屋街が街を支えて来たが、近年は安い輸入品の台頭や、名古屋や東京への流通の集中などで衰退し、再開発に迫られてきている。
近年、中心部商業施設の空洞化が激しく、近鉄百貨店や新岐阜百貨店、岐阜パルコと中心部の大型商業施設が次々と閉店を決めている。大規模な駐車場を備えた郊外の乱立する大型商業施設に商業の中心が移っている。又、名古屋へのアクセス時間の短縮で、高級品などを名古屋で購入する傾向も生まれ始めた。中心商店街の柳ヶ瀬も、経営者の高齢化を迎えている。
現存店
- 柳ヶ瀬の百貨店の中でリーダー格にあり、その使命感の自覚に富んでいる。そのため、昨年には大規模なリニューアル工事を実施した。
- 名鉄岐阜駅にある日用品中心のショップ。
- 岐阜パルコ(8月20日閉店予定)
- ぱるるプラザ岐阜(10月31日閉鎖予定)
- 岐阜メルサ
閉鎖店
閉店の相次ぐ理由
- 岐阜市郊外に相次いで大型商業施設が建設され、鉄道の本数が大都会ほど多くなく車社会でもあり、わざわざ電車賃を払って乗ったり駐車料金を払ってまで市街地で買い物をしない傾向が強まり、岐阜市の駅周辺及び中心市街地の集客力が弱った。
- 岐阜市内は以前から地元消費傾向が強かったが、近年は、市街地の空洞化(高年齢化)が進み消費力が減少。これが地場産業の低迷、市街地の経済沈下に拍車をかけるという悪循環を生み出している。
- 名古屋にもパルコや高島屋が出来て、テナント数の規模なども岐阜の店舗より多くなり、名古屋から岐阜に来る客のパターンが次第に逆のパターンとなった。
- 岐阜駅~名古屋駅間が、JRの快速でも途中駅わずか1駅で行けるようになった。(所要時間は最短17分)
- 商店主(商店街)の驕り。
交通
鉄道
東海旅客鉄道(JR東海)
名古屋鉄道
道路
観光
名所
旧跡
祭事
- 伊奈波神社・金神社・橿森神社を始めとする市内多くの神社が、4月5日を例祭日とし、祭典が行われている。まつり行事は4月の第一土曜日翌日曜日で神社のお渡り行事や市内各所で子供みこしが担ぎ出される。また、市民まつりである道三まつりも同日開催されている。
寺社仏閣
- 金華山山麓にある神社。85年(景行天皇14年)の時代に創立されたといわれ1900年以上の歴史を持つ。主祭神は五十瓊敷入彦命。毎年4月の第一土曜日には例祭の宵宮がある。初詣スポットとして多くの人びとを集める。近年、茶室を増設。
- JR岐阜駅の南側ほど近いところにある。15世紀、文安の時代に土岐の長臣斎藤帯刀左衛門利永により立てられた。10月には天満まつりがある。他の天満宮同様、菅原道真を祀る。
- 節分の日の2月3日に行われる節分つり込み祭りが有名。この祭りは赤鬼に扮した厄男を神輿に、お福に扮した厄女を御所車に乗せ、おはらいをして無病息災を祈るもの。厄払い祈祷の豆まきは昼ごろから随時行われる。
また、節分期には豆まきの宣伝と交通安全を推進するために、巨大な赤鬼の張りぼてを立てている。
- 岐阜市中心部にある神社。金大神の御鎮座は成務天皇の時代(西暦135年)。境内には古墳「賀夫良城」があり物部氏である物部臣賀夫良命がこの地に赴任し国府に定め、金大神を崇拝されたと伝えられている。現在、主祭神は、渟熨斗姫命。商売繁盛のご利益があるとして市民から信仰を集めている。近年、神社境内の整備も進み、正月・祭礼日には多くの人が訪れ、11月23日の新嘗祭には「こがねさんの秋まつり」を行い、市民に親しまれている。
金公園と文化センターに隣接している。
- 金華山の麓にある寺院。この寺院には大仏堂があり、そこにある大仏は奈良・鎌倉と並び日本三大仏の一つと言われている。大仏は1832年(天保3年)に作られたもので、かご大仏としては日本一の大きさを誇る。
- 日蓮宗妙覚寺派の寺院。1450年(宝徳2)に守護代の斎藤妙椿により建立される。本尊は文殊菩薩。斎藤氏は斎藤道三の頃に下克上により美濃国の国主となる。常在寺は斎藤氏の菩提寺となっており、墓所や道三、斎藤義龍の肖像なども所蔵されている。
施設
- 加藤栄三・東一記念美術館
- 岐阜競輪場
- 岐阜市歴史博物館
- 名和昆虫博物館
- 岐阜県美術館
- 岐阜市科学館
岐阜市を舞台にした作品
- 歌謡
出身有名人
その他
外部リンク