文化放送






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thumb|240px|文化放送新社屋(文化放送メディアプラス)
株式会社文化放送(ぶんかほうそう)は関東広域圏を放送対象地域とするラジオ局である。英称はNippon Cultural Broadcasting inc.。略称は英称の頭文字からNCBとなっているがほとんど用いられず、現在は専らコールサインよりQRを使用している。局のキャッチコピーは「おつきあい」(2006年現在)。
概説
元々はカトリック修道院「聖パウロ修道会」がカトリックの布教を目的に1951年に設立した財団法人「日本文化放送協会」であった。1956年に現在の株式会社に改組。
ニッポン放送と長く提携関係にあり、ニッポン放送とともにラジオネットワーク「NRN」のキー局を務めている。以前は旺文社が資本参加していたため、夜間を中心に受験や英会話など教育系の番組が多かったが(その名残か、民間放送教育協会に加盟している)、1995年を境に番組編成を転換し、現在ではアニメ関連の情報番組など、アニメファンに向けた番組が多くなっている。なお、テレビ東京グループのアニメ専門のCS放送局・エー・ティー・エックスにも出資している。
月曜6:00から土曜24:00までの時報CMはめいらくグループのスジャータ。自社オリジナルソングとして「QRソング」(作詞・野坂昭如 作曲・いずみたく)がある(詳細は「QRソング」の記事自体を参照の事)。
ニッポン放送と共同出資でフジテレビジョンを設立した経緯から、フジサンケイグループの一員であるが、通常、文化放送本体と関連会社などを含めた文化放送グループはフジサンケイグループに含めない場合が多い。このため、ロゴマークは同社オリジナルのものを使用している(1984年1月~2006年3月は「JOQR」をデザインしたロゴマークだったが、4月からは「文化放送」をデザインしたロゴマークに変更している)。
その一方で、かつては旺文社が文化放送株式の35%強を保有する大株主であり、同時に日本教育テレビ(NETテレビ、現在のテレビ朝日)の大株主でもあったことから、1978年にテレビ朝日専務の岩本政敏が文化放送の社長に就任し、以降、テレビ朝日との関係が生じる。旺文社との絶縁後は、フジテレビと復縁し再び協調関係が生まれているが、テレビ朝日との間にも依然として様々な面での交流が続いている。なお、文化放送のスポーツニュース番組の提供は、主として朝日新聞社系列の「日刊スポーツ」である。
また、プロ野球・西武ライオンズの中継を通して、西武鉄道グループとの関わりがあり、2004年秋頃の西武鉄道株問題に係る一件では堤義明の要請を受け、コクド(現・プリンスホテル)より西武鉄道株式を購入していた。
当初2003年の株式公開を目指していたが、浜松町の新社屋建設に伴う資金を計上した事から見送られていた。さらに2005年2月のライブドアによるニッポン放送株取得・筆頭株主化という事例も発生したため、現状のままでは上場してもすぐに買収される懸念もあり、上場が更に見送られることとなる。
教会や聖堂を思わせる四谷(東京都新宿区若葉1丁目5番地)の旧社屋は文化放送開局以来のもので、内部に聖堂や聖歌隊のスペースも有し、当初はキリスト教(カトリック)放送局であったことの名残をうかがわせていたが、老朽化により、2006年7月24日をもって浜松町の新社屋に移転した。新社屋での放送開始の第一声は、同日13時に「吉田照美のやる気MANMAN!」のパーソナリティ小俣雅子によって発せられた。なお、新社屋初の公開生放送は、特別番組「みのもんたのお引越し大放送」、公開録音は、「堀江由衣の天使のたまご」になった。
なお、四谷の旧社屋跡地は賃貸マンションに再開発されるといわれているが、礼拝堂などの一部を残しながら再開発を行うことも検討しているというLINK。
放送局概要
- この場所は元々NHK東京第一(JOAK)、第二放送局(JOAB)の送信所だった。敷地内には桜の木が多数植えられており、春には花見客に開放される。
- 夜間は韓国のKBS社会教育第1放送と混信する地域あり。また、近畿広域圏では、KBS京都の周波数が隣接しているため混信の可能性がある。南方諸島では電波を電離層が反射して届く夜間のみの受信に限られる地域がある。秋田県の大潟村付近では夕方に比較的良好に受信可能。
- 開局 1952年3月31日
- コールサイン JOQR
- 代表取締役社長 佐藤重喜(フジテレビジョン社外取締役も兼務)
- 5:00起点の24時間放送(日曜深夜2:00~月曜早朝5:00は放送休止。ただしスペシャルウィーク(聴取率調査期間)中は日曜も24時間放送を行うことがある)
沿革
- 土曜・日曜でのナイター中継を本格的にスタート(当時は東海ラジオ放送(土日)、毎日放送(土)、朝日放送(日)、中国放送(裏送り)のネットワーク)。
- 「真夜中のリクエストコーナー」スタート(現在の深夜放送の草分け)。
キャッチコピーの変遷
- ~1978年頃 - 不明
- 1978年頃~1992年2月 - 楽しさイメージ無限大、文化放送
- 1992年3月~1993年3月 - ステレオ文化放送
- 1993年4月~1994年3月 - 不明
- 1994年4月~1997年3月 - しあわせ、いっしょ。福ミミラジオ
- 1997年4月~1999年3月 - 熱愛発覚
- 1999年4月~2001年3月 - 新世紀ステーション文化放送
- 2001年4月~2002年3月 - 文化おもしろ革命ィ~ッ!
- 2002年4月~2003年3月 - どっきん!?文化放送
- 2003年4月~2006年3月 - ファミリー!文化放送
- 2006年4月~現在 - おつきあい
基本的には、1960年に製作されたテーマソング「QRソング」のイメージが強く、キャッチコピーはほとんど定着しないままに終わることが多い(「ファミリー」が3年続いたのが最長)。
1978年以前は「QRソング」に加え「報道の文化放送」というイメージが強かった。当時の平日の夜間時間帯は、ニュースや「大学受験ラジオ講座」「百万人の英語」と言った報道や教育系の硬い番組が並び、深夜の「セイ!ヤング」へとつながっていた。
番組
在籍中のアナウンサー
在籍していたアナウンサー
備考
文化放送は、在京ラジオ局では埼玉県の企業・自治体のCMがTBSラジオに次いで多く放送されている。
「文化放送」を冠した放送局
いずれもテレビ単営局であり、直接の関係はない。
かつては「北陸文化放送」(現・北陸放送 - テレビはJNN、ラジオはJRN・NRN系列)もあった。また、大阪放送(ラジオ大阪 - NRN系列の準キー局)も開局前に「大阪文化放送」を名乗っていた。外国では韓国に同名の文化放送(MBC)(テレビ・ラジオ兼営)が存在する。
関連項目
グループ・フジサンケイグループ・系列放送局
詳細については以下の項目を参照してください。
関係している放送事業者
この項では、文化放送と資本的関係はないものの業務的に関係のある放送事業者を挙げる。
西武ライオンズ戦に関係する放送事業者
その他
- テレビ朝日(元の名称は日本教育テレビ(NET)。旺文社資本や教育局として開局した経緯など、共通点が多い)
- テレビ東京(AT-Xの出資や一部アニラジなどを通じて関係あり。ただし直接の資本関係はない)
※NACK5、テレビ朝日に関してはデジタルラジオ試験放送「Digi Q+N 93」の共同製作局にもなっている。
外部リンク
文化放送の公式サイトは、http://joqr.net/ でもアクセスが可能。なお、joqr.netは主にメール用ドメインとして使用されている(例:○○@joqr.net)。