木梨憲武






木梨 憲武(
きなし のりたけ、 男性、
1962年3月9日 - ) は、
日本の
お笑い芸人。
東京都世田谷区出身。お笑いコンビ・
とんねるずの”頭(かしら)”、小さい方(自分では「ずるねんとちゃいちい方」と言っている)だが、身長178cmの長身。相方は
石橋貴明。血液型はO型。愛称「
ノリさん」。
石橋貴明と
ヒロミの2人は「憲武」と呼ぶ事が多いが、時々「ノリちゃん」と呼ぶこともある。ちなみに
勝俣州和は「憲武さん」。
特技はサッカー、絵を描くこと、手打ち食い。
主なコントキャラは仮面ノリダーなど。
夫人は女優の安田成美で、間に2男1女。
人物
とんねるずとしてのデビュー直後は、相方である石橋貴明が番組内で強烈なまでの暴走を繰り返す事に対し、木梨はその石橋をなだめたりする「ストッパー」的な役割を果たしているとの印象が強かった。実際、とんねるず活動初期は女子的な言い回し(「やだーうそー」「しんじらんな~い」「オペロンペロン」等)を多用したり、暴れる石橋を実況風に説明する、コントでは奇特な女性のキャラクターを演じるのはほとんど木梨である、などの行動からそのように「良い人」と見られるイメージがあった。
しかし、実際のところは石橋と共に暴れたりする際には、よく見ると木梨のほうが実はもっと大暴れしている、というシーンもあったりもするため、ある意味石橋よりも過激な一面も持ち合わせている。しかし、そのキャラクターイメージは石橋の影に隠れたせいか、木梨のイメージとしてはソフトなものとして統一されており現在でも、CMや自らのソロ出演番組ではそのお人よしな性格でお茶の間の好評を博している。
コントなどでは、その高い表現力を生かしたキャラで独特の芸風を披露し、「とんねるずのみなさんのおかげです」「とんねるずの生でダラダラいかせて!!」でのコントキャラクター数の豊富さでは相方の石橋を凌駕する。特に「生ダラ」でのロケ企画の際には「木梨憲武」として出る回数と「なんらかのキャラを施した木梨憲武」として出る回数はほぼ半々だったほど。
「憑依芸人」と呼ばれるジャンルがあるが、木梨の演じるキャラクターはまったくの逆でむしろ自らのイメージを利用したり、勘だけで作り上げた「奇特人間」を演じる事がほとんどである。そのため、彼の演じるキャラクターには「人間・木梨憲武」がフィードバックするようなキャラクターが多数存在する。その事はキャラクターの多くに木梨本人の名前の一部が組みいっている事や木梨本人のパーソナリティを押し出したキャラが多い(例:「ノリ夫」「ノリ子」「ノリユキ」「仮面ノリダー」「木梨ノリゾー」「木梨憲太郎」「憲三郎」「祖師谷ーズ1号」「モジ三(父・作三から一文字拝借)」などなど)事から見てとれる。
運動センスのよさから生み出されるコミカルな動きは木梨独特の芸風の一つとなっており、1999年まで開催されていたとんねるずのコントライブ「こんと いん なえば」では、時々繰り出されるアドリブの動きで石橋や他の共演者の度肝を抜かすこともしばしば。また、若手芸人をツッコむ際に軽く叩けばすむところを本気でグーパンチしたり延髄蹴りを見舞うなど、奇想天外な発想の動きが目立つ。
嗜好としてはかなりな庶民派で「とんねるずのみなさんのおかげでした」の「食わず嫌い王決定戦」ではゲストのお土産に高級なものや珍しいデザートが出てくると、困惑の表情を浮かべる事が多い反面、ご飯に合う食べ物が出てくると周囲を無視するほど没頭して勢い良く食べるシーンが展開される。その際に牛丼チェーン「吉野家」の素晴らしさを何度も公言したため、「吉野家」から「名前入りマイどんぶり」と「牛丼並半永久カード」が進呈される。また、「とんねるずの生でダラダラいかせて!!」でハンバーガーチェーン「日本マクドナルド」の研修に行った際に共演の勝俣州和と共に「半永久バリューセット無料カード」なるものを贈呈され、感涙にむせぶほどの喜びを表した。
何でも出来る器用さが目立ちソロでのドラマ出演やCD発売も目立つ。96年には「憲三郎&ジョージ山本」名義で「NHK紅白歌合戦」に出場。そのため、木梨は「NHK紅白歌合戦」において初出場3回(1991年:とんねるず、1996年:憲三郎&ジョージ山本、1999年:野猿)という珍しい経験の持ち主となった。過去これを達成しているのは木梨と後藤真希、そして小室哲哉の3人だけという珍記録。
ファッションセンスの良さはお笑い界のみならず、芸能界でも随一との評判。ココリコ・遠藤は木梨のファッションを真似することが多い、と公言。実際に木梨に影響を受けたであろうファッションを番組内で見受けられることが多い(しかし、夫人である千秋からは「憲武さんは線が細いから似合う服装なんだからあなたが着ても似合わない」と止められているという)。
趣味もゴルフ、競馬、サッカー、アートと多彩。特にアート面では、今や木梨のライフワークの一つともなっている(後述参照)。
サッカーでは、帝京高校時代に全国高等学校サッカー選手権大会の予選決勝で途中出場した経験あるほどの実力の持ち主(全国大会では直前にベンチ入りメンバーを外された)。国立霞ヶ丘陸上競技場でもプレイした。同期には三菱(現浦和レッドダイヤモンズ)でプレーしたサッカー解説者の川添孝一、浦和Jrユース監督の名取篤がいる。
現在も芸能界随一のサッカーフリークであり、ワールドカップフランス大会前は、テレビ番組の企画でヨーロッパでプレーする名選手達にPK対決を仕掛けるなど、日本代表の盛り上げに一役買った。実際のプレーに関しては芸能界で群を抜いており、同じサッカー経験者の明石家さんまは、木梨の出現により番組でプレーすることを止めているという。
略歴
- 公式サイト では、とんねるずの結成時期は「1980年」と記載されている。
以降の詳細はとんねるずを参照のこと。
作品
芸術作品
2004年までに四回の個展を開いており、画風は赤を基調とした抽象画・スケッチに文字を書き加えた風景画・シンプルな色表現の静物画がある。インターネット上でインタラクティブな手法を用いた前記の作品展示を行なう一方でゲームのキャラクターデザインも手掛ける。
音楽作品
コンビを離れて単独で活動しているもののみ。
DVD
- NORITAKE GUIDE FREE LIVE(2004年)
- NORITAKE GUIDE2 PEACE LIVE(2005年)
出演
テレビドラマ
コントを中心とした芸風から、その高い演技力を買われて数多くのドラマ・映画にも出演している。
★は単独で出演しているもの
バラエティ
映画
舞台
2004年より単独のライブを開催している。内容は、歌・コント・ゲストとのフリートークなど。
- NORITAKE GUIDE FREE LIVE(2004年)原宿クエストホール
- 共演者:東京ボーイズ、田中章(プリンプリン)、他
- 演奏:矢吹俊郎、渡辺格、松下俊彦
- ゲスト(1日目):コロッケ、藤井フミヤ、藤井尚之
- ゲスト(2日目):ヒロミ、勝俣州和
- ゲスト(3日目):玉置浩二、中井貴一
- NORITAKE GUIDE II PEACE LIVE(2005年)原宿クエストホール
- 共演者:田中章(プリンプリン)、若手芸人のみなさん(吉本興業、人力車、ワタナベエンターテイメント)、他
- 演奏:矢吹俊郎、渡辺格、松下俊彦、大平勉
- ゲスト(1日目):堀内健、笑福亭鶴瓶、小松政夫
- ゲスト(2日目):マギー審司、未唯、オリエンタルラジオ、黒柳徹子、藤井フミヤ
- ゲスト(3日目):松本伊代、ヒロミ、勝俣州和、中井貴一
CM
書籍
- のりたろうのー、えほんのー、はがきのー。(1997年)ISBN 4895883183
- のりたろうのー、ぬりえのー、はがきのー。(1997年)ISBN 4895883191
その他
- 脚本家の三谷幸喜は、小学校の時サッカースクールが同じで、木梨は三軍、三谷は13軍だったという。
- 1991年に盲腸(虫垂炎)で入院。同年10月31日の「とんねるずのみなさんのおかげです」で、「緊急放送!盲腸で倒れる 木梨憲武さんを偲んで・・・」と木梨が死亡したという設定で、銘打った生放送の追悼特番を放送。木梨の大きな遺影とそれを取り囲むたくさんの菊の花をバックに、石橋と野崎昌一(フジテレビアナウンサー・当時)が悲しみをこらえて語っている背後から、緑のジャージ姿の木梨が現れるというもの。
- これは同番組のプロデューサー・石田弘が考えた視聴者へのドッキリ企画で、放送終了後フジテレビには約800件もの抗議の電話が殺到した。
- モデルのRIKACOとは旧知の仲。
- 俳優の中井貴一.佐藤浩市とはゴルフ仲間であり、これにヒロミを加えた4人のゴルフ番組がテレビ朝日系列で不定期に放送されている。
- 2002年12月26日放送の「うたばん」(TBS)の「とんねるずVSSMAP」にてとんねるずチームが勝利した際、カメラに賞品である照明をぶつけてしまい「オールナイトフジ」以来のカメラ倒しをしてしまった。(この時SMAPの中居正広は「オールナイトフジ以来!」と客を煽っていた)結局カメラは無事だったがかなり動揺していた。
- 競馬予想家として新聞等に登場するときは「木梨ノリゾー」というペンネームを使っている。ちなみに木梨がよく利用する競馬場は、中央開催以外は、公営大井競馬場である
ものまねレパートリー
相方・石橋貴明のものまねをする人が多いが、木梨のものまねをする人は少なく、原口あきまさが唯一するのみ。ちなみに原口は石橋のまねもする。
木梨自身もものまねをするが、番組スタッフやその他一般人など伝わりづらいものが多い。
など
外部リンク