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1or8(わんおあえいと)は、1991年4月から半年間、フジテレビの水曜の深夜に放送されたB21スペシャルを中心とするバラエティ番組。番組名はヒロミが考案。由来は「一か八か(イチかバチか)」を英語に直訳したもの。

アポ無し、ゲリラ企画、チャレンジ、サバイバル企画番組の原点と言われている。

番組変遷

初期

開始当初は方向性が定まっておらず、ゴールデンタイムのバラエティ番組を縮小し、深夜のノリを過激に上乗せしたような内容。

  • 青春学園コント

共演はダンスグループRASH本田理沙など。

  • 篠山チキン

ヒロミ扮する篠山チキンがデビの裸体を撮影する企画。

  • ヒットスタジオ

替え歌をご本人歌手に唄ってもらう企画。
松崎しげる本人に「愛のメモリー」を「美しい髪の毛よ、限りある髪の毛よ、この胸の毛を頭に。この世に大切な物は、わかめとこんぶだけと貴方は教えてくれた 」と歌わせるなど。
他には平浩二に「バンスストップ」など。

  • いたずら企画

横浜銀行の看板の「行」の字を「蠅」に変えたり、知らない芸能人の家に勝手に押しかけてインターホンを押して逃げる、松任谷由実の事務所にムーミンの格好で押しかけ「ムーミンですけどユーミンいますか?」と訪ねるなど。

  • ドッキリ企画

デビット伊東(デビ)の女遊びがあまりに目立ち、調子に乗り過ぎているという理由から、下剤入りの食物を与えて極度の腹痛に陥れ、盲腸と偽の診断で入院させる。その後、手術を理由に看護婦数人に剃毛される。

  • 青春恨み節

別れた彼女の自宅にメンバーの一人(主にデビ・ちん)が付き添って行く。電話で相手の在宅を確認すると玄関前で拡声器を使い思い切り文句を言い、逃げるという企画。
親が出て来たり、人が集まる事もあり、かなり危険な内容で1回目の放送に対して苦情が100件以上という状況。早々と打ち切りとなった。

中期

上述のドッキリ企画が好評なのを受け、コントなどからチャレンジ系企画がメインとなってゆく。

  • 5月放送時にデビが無一文でサービスエリアに降ろされ、ヒッチハイク東京から日本最北端の宗谷岬を目指すという企画がスタート。 自らカメラを持ち、ヒッチハイクを続けるデビが人気を博し、メンバーが一人でカメラを持ちチャレンジするという完全に『ヒューマンネイチャーリング(by ヒロミ)企画』へとシフトする。
  • 続いての『ヒューマンネイチャーリング企画』は無人島生活。当初はちんがする予定だったが、騙しで結局はデビが置き去りに。デビはヒロミからのプレゼントの非常用のニワトリとともに洞窟で過ごした。

この企画では、洞窟内で食事を作るデビの背後に怒った表情の中年男性の心霊映像が映っている事も話題となった。
3人でのスタジオ収録で発見し、VTR観ながら悲鳴あげていた。撮影したデビ本人は勿論気付いていなかった為驚いていたが、最も怖がっていたのはヒロミであった。

  • 次にソープランドのマット『ポーラースター号 (by ヒロミ)』にデビが乗り、多摩川下りを行う。企画開始前に番組内で企画実行日を告知し、橋などから応援してもらい視聴者を巻き込む形を取る。東京湾屋形船に乗ったヒロミとちんは、ゴールしたデビを見捨てて宴会を楽しむというオチだった。
  • デビばかりではなく、ちんもとうとう企画に参加。それは、赤帽JRの配送サービス)の旅。身体の小さいちんを配送の木箱の中に入れ、大人用オムツ姿で荷物として実家に。
  • ちんは続けて唯一番組をネットしていた、金沢市のTV局石川テレビまでローラースルーゴーゴーに乗り視聴率を聞きに行く企画にチャレンジ。

当初スタート地点は高尾駅だったが、番組内の告知でギャラリーが集まり過ぎてしまい、スタートは取りやめ。後日、当時川田町にあったフジテレビからからスタートとなった。この企画では、途中仕事で東京に戻る事もあったが、仕事を終えると企画を再開する為に戻っていく点などが従来と違っていた。

  • その後は、デビは鉄の檻に入れられ富士樹海中で一晩過ごし、野犬に育てられた少女「ガミ子」(手書きのガミ子のイメージ図はヒロミ作)を探したりといった企画を行う。
  • 一方で、ちんは相模原にある廃墟の病院で一晩過ごしたり、ラブホテルのベッド下に隠れて男女の営みをレポートする企画などを行った。
  • デビ・ちんは、挑戦させてばかりの番組の企画者であったヒロミを非難するが、ヒロミは10ピースに満たないパズルを何故か大汗をかいて(本人曰く、飲まず食わずで大変だったと。)完成させるなど逃げるばかり。

最終的に視聴者にも協力(投書を呼びかけ1000通来たら企画実行)を得て、選ばれた企画が、『ヒロミ宇宙へ』。
ヒロミの背中に大量のロケット花火を背負わせて点火し、宇宙へ向けて発射しようという企画。8月に九十九里海岸で視聴者を集めて公開で行われたこの企画。大学の工学部に協力を得、まずはADを実験台にしてわずかに浮き上がることに成功。
そして本番。6000本の花火を背負ったヒロミはやはり浮かんだが、折からの強風に煽られ花火の火が尻の部分に…。伝説の大火傷を負う(実際の火傷のほとんどは足であった)。

その他の企画

ミニコーナーの柱は以下の2つ。

  • 『恐怖!見切れ男』

ちんが生番組やプロレス中継などにこっそり見切れるて映る。
他局の番組がほとんどというアナーキーさであった。

  • 『クイズ 本物は誰だ』

3つ並んだものの中に、一つだけ見た目は似てるけど全く違うものがあるという問題が出題され、3人がどれにするか選ぶシンプルなゲーム。違ったものを選んだ人はとてもひどい目(つまり罰ゲーム)に遭う。

  • 整髪ジェルに一つだけ液状瞬間接着剤
  • あんの代わりに一つだけ正露丸がつまった饅頭
  • 目薬の瓶の中に一つだけタバスコと入れ替えた物
  • ピーナッツバターの容器の中に一つだけぬかみそ
  • 煙草の中に一本にロケット花火
  • 3つのそばつゆの中に一つだけうがい薬

因みに当たる確率はちんが最も高く、整髪ジェルではなく液状瞬間接着剤に当たった次の回では短髪になって登場していた。

これ以外には同性愛者に人気のデビのヌードを撮影し、同性愛者向け雑誌「薔薇族」に掲載するというモノもあった。

後期

ヒロミ不在のまま、デビ・ちんのみで放送は続行。
総集編で繋いだ後、デビ・ちんがフジテレビから一直線にウンナンパネルを配達という企画を行う。もの凄い短距離をロープなどを使って送るというものだったが、間つなぎにしてもお粗末な内容。

しかし、それからはテレクラに電話をかけて男を集め、女性とお見合いをさせる企画、ちんによる『内村に続け』(当時内村光良ウッチャンナンチャン)が付き合っていた?八木亜希子アナウンサーに告白をする企画)など、ノリを取り戻した感があった。 スズメバチに追われてデビが100m世界新に挑戦、というものもあったが時期的に危険なものは避けようと中止になっていた。

9月までの期間をどうにか乗り切るが、ヒロミの大火傷が新聞等で取り上げられ問題となったこと、イベントでの動員の割に視聴率がそれほどでもなかったことなどから、9月一杯で番組は打ち切りとなってしまう。

音楽

番組エンディングは中期よりB21スペシャルの3人による、ダウンタウンウンナンバンドの曲であった。
編成/担当はボーカル/ギターがヒロミ、ベース/コーラスがデビ、ドラムがちん。
全てカバー曲で、『たどり着いたらいつも雨降り』→『哀愁でいと』→『愛が止まらない』という遍歴。
バンド名からもわかる通りダウン・タウン・ブギウギ・バンドをイメージし、衣装は全員つなぎであった。
因みにダウン・タウン・ブギウギ・バンドの宇崎竜童は、後にヒロミのバンドへ曲を書き下している。

その後

その後、ヒロミ復帰後の同年12月からは続編というべき『B☆QTV』(ビデオ発売済)が土曜深夜の3時台で開始。ラブホ巡り企画や、『1or8』直系のチャレンジ系企画などがあったが、わずか3ヶ月で終了してしまった。

これらB21スペシャルの番組は、後の「電波少年」や「黄金伝説」などに影響を及ぼしている。

この番組は事故の件もあり封印された形になったが、『ONE OR EIGHT』というタイトルはB21の単独ライブのタイトルとして使い続けられている。

企画/コーナー

  • ヒューマンネィチャーリング企画
  • クイズ本物は誰だ
  • 恐怖、見切れ男

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