讀賣テレビ放送






250px|right|thumb|讀賣テレビ放送本社(大阪市中央区)
讀賣テレビ放送株式会社(よみうりテレビほうそう、英称:YOMIURI TELECASTING CORPORATION)は、日テレ系列(NNN・NNS)の準キー局で、大阪に本社を置く。放送対象地域は近畿広域圏。通称: よみうりテレビ・読売テレビ、略称: YTV。
アナログ放送は大阪10ch(生駒山送信所、出力10kW)、コールサインはJOIX-TV。デジタル放送は14ch(リモコンキーIDは10、他にはテレビ愛知も使用)、コールサインはJOIX-DTV。またデジタル放送用の呼称は「よみうりデジタルテレビ」である。生駒山送信所の空中線電力は3kW 放送区域内世帯数は約580万世帯。なお、同局の生駒山送信所は毎日放送のデジタルテレビジョンと共同使用となっている。
電波は徳島県にも届いており、同県でも視聴者は多い。ちなみに徳島県には同じ日テレ系列の四国放送があるため、同県では同系列のテレビが2局視聴できる。また、福井県(福井放送エリア)の若狭地方や、三重県(中京テレビ放送エリア)の伊賀地方などでも視聴されている(一部を除く)。キャッチフレーズは、「10チャンネル」
会社の概要
本社等の所在地
2005年3月末日現在の主な株主
括弧内は、持株比率を示す。
- 日本テレビ放送網株式会社 (11.59%) ※1
- 株式会社読売新聞グループ本社 (10.78%)
- 讀賣ゴルフ株式会社 (10.23%) ※1
- 野村土地建物株式会社 (7.98%)
- 野村ホールディングス株式会社 (5.00%)
- 株式会社UFJ銀行 (4.00%) ※2
- 株式会社三井住友銀行 (3.60%)
- 株式会社りそな銀行 (2.70%)
- 株式会社みずほコーポレート銀行 (2.40%)
- 株式会社読売新聞大阪本社 (2.01%)
沿革
特色
- 自社製作番組のクレジットタイトルには、名古屋テレビ放送(愛称・メ~テレ)と同様に、ひらがな表記の愛称「よみうりテレビ」と表示している。
- NNS全国ネット向けに『新どっちの料理ショー』、『ダウンタウンDX』、『ザ・ワイド』(NTVと共同制作)、後述のアニメなどを制作。過去には月曜10時台のテレビドラマも制作していたが視聴率不振が続いたため、2004年4月改編でドラマ枠を廃止し、NTVの『スーパーテレビ情報最前線』と制作枠を交換。以降は『キスだけじゃイヤッ!』や『芸恋リアル』を月曜9時台で制作している。
- 関西ローカルでは『土曜はダメよ!』、『大阪ほんわかテレビ』などを制作、いずれも好視聴率番組として人気がある。これに伴って1998年まで同時ネットされていた『防府読売マラソン』(KRY製作)の中継を深夜放送枠の時差ネットで録画放送している。
- 関西ローカルで放映の『週刊えみぃSHOW』は、在京キー局ではとても放送出来ない芸能界の裏情報が満載の番組としてエリア外でも異名を轟かせている。
- 同じく関西ローカルでスタートした『たかじんのそこまで言って委員会』は、在京キー局ではとても放送出来ないテーマを積極的に取り上げるなど“討論バラエティ”のジャンルを開拓した番組として多くの層からの支持を集め、関西では日曜昼の放送にもかかわらず、20%超の高視聴率(占拠率は50%近く)を叩き出し怪物番組とまでなった。現在は札幌テレビ放送から鹿児島讀賣テレビまでのNNS系列16局にネットされている(司会者のやしきたかじんら出演者の強い意向からNTVにはネットされていない)。また、やしきたかじんの番組で、関西で25%超の視聴率を叩き出し、よみうりテレビ史上深夜時間帯(午前0時以降)の視聴率の最高記録を更新した怪物番組「たかじんnoばぁ~」はあまりに有名で、関西では伝説化している。
- かつて1970年から1975年には広島カープ主催の巨人戦のテレビ中継の製作を木曜日に限り担当していた。これは、当時広島テレビがNNN・NNSとFNN・FNSのクロスネット加盟で、火曜日と木曜日のゴールデン枠はフジテレビの番組を配信していたためと、広島ホームテレビ(当時、UHT)がANN系列の単独加盟局でありながらも同じ曜日・時間帯でNNN・NNS系列の番組を同時配信していたことによるためのもの。しかしUHTはNNN・NNSに加盟していなかったのでその配慮としてYTV製作・UHT技術協力として、放送もYTVの解説者を派遣して行っていた。(日テレ系は土曜日にも広島vs巨人戦を全国中継したが、この時は広島テレビ製作での配信だった。またUHTは金曜日にも日本教育テレビ=現・テレビ朝日系列向けの中継を製作した)
- 諏訪道彦プロデューサーによるアニメ製作に力を入れている。氏がプロデュースした代表的な作品としては『名探偵コナン』、『金田一少年の事件簿』、『犬夜叉』、『シティーハンター』、『YAWARA!』など。キー局の日テレに比べると熱心であると同時に、NNS系列全国ネットのアニメを数多く製作している。現在NNS全国ネットのゴールデンタイムのアニメは全てよみうりテレビの製作である。最近は深夜アニメも手がけている。
- UHFアニメの放映実績は在阪および近畿二府四県の民放局で唯一なかったが、2006年7月から『無敵看板娘』でついに参入することになり、すべての在阪局がUHFアニメを放送することになった。(日テレ制作の深夜アニメは、現在では月曜深夜のMONDAY PARK枠(毎日放送の「アニメシャワー」と似たようなもの)の中で放送している)。ちなみに同系列の中京テレビは、引き続き在名および東海三県の民放局で唯一UHFアニメを放送しないことになる。
- よみうりテレビ初のUHFアニメとなる『無敵看板娘』は、UHFアニメではあるがよみうりテレビも製作に携わっている(制作クレジットに明記されている)。
- 1980年代後半に長期休み期間に「アニメだいすき!」と称した枠でOVAを集中して放送していた事でも知られる。
- よみうりテレビ発全国ネットのアニメ番組では、「○○からのお願い…テレビアニメを見るときは部屋を明るくして画面からはなれてくださいね(○○にはメインキャラクターの名前が入る)」という、他局では見られない特徴的な視聴の注意文を使用している。
- 平日早朝時間帯に放送していたローカル情報番組『ゲツキン!』は視聴率で苦戦し、2006年6月30日で終了した。7月3日からは、日本テレビ『ズームイン!!SUPER』を5時20分からフルネット放送することになった。(早朝時間帯のローカル情報番組は廃止されるものの、7月31日からは夕方時間帯にローカル情報番組を新設する。)
- 関西ローカル向けのワイドショーを2001年10月から平日の10時台に編成しているが、長年、裏番組の『痛快!エブリデイ』(関西テレビ)が好調なために苦しめられていた。しかし、2004年にターゲット陣内智則・なるみ司会の『なるトモ!』が好調で、2005年初頭には一週間続けて『エブリデイ』に視聴率で勝つという快挙を達成した。
- 2005年10月から『なるトモ!』は日テレ、中京テレビ、広島テレビ、くまもと県民テレビでもネットされることになり、念願の“東京進出”を果たす。関西発のワイドショーが関東でもネットされたのは『2時のワイドショー』→『Beアップル2時!』以来12年半振りであり、共同制作の『ザ・ワイド』で約1年間放送されていた大阪からのパートを含めると10年ぶりの事であった。
しかし、日テレでの放送は僅か半年の2006年3月で終了。番組出演者や構成・演出手法等が関東では馴染まなかったのか、視聴率は放送開始から低迷していた。ただし年明け以降漸く上昇の兆しが見えてきた時点で打ち切りが決まったために、今でもネットを再開してほしいといった関東の『なるトモ!』ファンの声が日テレやよみうりテレビに寄せられている。(元々日テレのこの時間帯は視聴率的に苦戦していた時間帯ではあった。)
- 日本テレビ系列の平日夕方時間帯(午後4時・5時台)はローカル情報番組(帯番組)を編成している局(札幌テレビ、福岡放送等)が多い。しかし、よみうりテレビは長年夕方ローカル情報番組を編成することなく、2時間ドラマの再放送枠となっていた。2005年11月からは金曜日のみ情報番組『激テレ★金曜日』が放送されてはいるが、裏番組の『ちちんぷいぷい』や朝日放送の『ムーブ!』に押されているのが実情である。2006年7月31日からは再放送枠を廃止し、『激テレ★金曜日』を帯番組に発展させた『情報ライブ ミヤネ屋』を開始し巻き返しを狙う。
- 毎年春・夏(24時間テレビ 「愛は地球を救う」の開催当日)には朝9時半から夕方にかけて長時間の生ワイドスペシャルを企画しており、当該時間枠の生放送番組の拡大版が放送されている。ただし2005年の夏は放送なし。また24時間テレビ 「愛は地球を救う」の放映枠でも珍しく比較的自主制作枠が多い。
- 字幕放送テロップは日テレで出しているものと同一デザインである。当初は全国放送でも関西ローカルのみの表示だったが2003年8月頃から日本テレビ系列局向け(ネット回線)にも表示されるようになった(関西ローカルでの表示も継続)。提供クレジット表示の書体は日テレと同じゴシック体が使われている。表示は提供スポンサーのみカットインアウトで、それ以外の表示(字幕放送など各種多重放送、アニメ、「遠くへ行きたい」の次回予告テロップなど)は全てフェードインアウトである。
- 関西圏の広域局で、唯一自社系のCS放送局を持っていない。
オープニング・エンディング
- 1988年8月の社屋移転まではオープニングはファンファーレをバックに日の出を撮影したものを、エンディングは80年代前半までは影絵風のものだったが、その後関西各地の風景映像と西部劇風な曲に変更された。
- 1988年8月の移転後はOP・ED共通で讀賣テレビ局舎をベースに、クレイアニメーションを取り入れて大阪の四季をイメージしたものや、1990年代後半になってからは絵画作品をストーリー風にアレンジしたものが放送された(音楽を手掛けていたのは、西司)。
- 1998年に深夜の休止時間帯のフィラー(1日の基点は当初5:00だったが現在は平日5:20、土曜日5:25、日曜日5:00)としてNNN24が放送を開始すると、放送時間を大幅に縮小して(10秒程度)当時のペットキャラクターである「アイニー君」(当時はI Need 10=アイ・ニー・ジューというスローガンがあった)をモチーフにした映像が採用された。これによって周波数のコメント表示が省略された。
- しかし、2000年にペットキャラクターが「テレビヤン」(テレビのブラウン管をモチーフにしたキャラクター。現在は少しデザインのマイナーチェンジがなされている)が採用されると、かつて使用した絵画作品のダイジェスト版が放送された。
- 2005年4月1日放送から絵本作家・永田萌のイラストを使用したOP・EDの映像が放送されている。
- また2005年7月29日から8月7日の「天保山10days わくわく宝島」の開催期間限定でエンディングは振付師・真島茂樹がこのイベントのために新たにレコーディングしたイメージテーマソング「宝島伝説~ワクワク愛の伝道師~」の一部を抜粋したものが放映された。
- ※フィラー時間中にサイマル放送される日テレNEWS24がスタートする場合は「この後はNEWS24」のIDタイトルを被せている。放送休止を行う場合は「本日の放送を終了します。おやすみなさい」となる。なお日テレNEWS24の放送は定時放送終了後からとなるため番組の途中から放送される場合が多い。(日曜深夜から月曜未明は原則として休止となっているため新聞発表がないものの、放送開始(基点)時間の5:20直前の数十分間程度日テレNEWS24が放送される)またCMについても日テレNEWS24と同じものを放送している。また毎月1回行われる緊急警報放送の送信テストが行われる時も「EWSテスト終了次第NEWS24をお送りします」というクレジットを出す。
時刻出し
時刻出しも参照。
- フィラー中は日テレNEWS24の映像をそのまま使用している。月~木曜深夜=火~金曜未明(-4:30 祝日の深夜は除く)については天気情報とニュースをテロップなどで表記するカスタムヴァージョンとなっている。(L字型といわれるもので、左端に時間・日付、全国主要都市の天気予報と気象レーダー、紫外線予報(夏季)、花粉情報(2~4月)、株式・為替情報を、画面下にその時間入電しているニュースをロールテロップで表している)
- 放送開始時-9:30 「ズームイン!!SUPER」「ズームイン!!サタデー」の時間帯(CM中を除く)はカスタム表示で時刻には緑色の縁取りを入れ、また天気予報のテロップ(近畿圏と札幌、東京、名古屋、福岡)を表示している。カスタム開始当初は天気表示は平日のみだったが現在は土曜も掲示している。
新聞のテレビ欄
新聞のテレビ欄は、株主である読売新聞とその系列のスポーツ報知は『よみうりテレビ』と表記しているが、その他の新聞やテレビ情報誌は『読売テレビ』と表記している(新聞に限らずテレビカメラなど一部の放送機材や一部の送信所でも『読売テレビ』と表記している)。
よみうりテレビ番組の分野別一覧
詳細はよみうりテレビ番組の分野別一覧を参照。
スタジオ
大阪本社
東京都内
- 現在、新どっちの料理ショーは芝公園スタジオ、ダウンタウンDXは東京メディアシティ内のTBS砧スタジオ、芸恋リアルは六本木アーク放送センター内テイクスタジオARKで収録。
アナウンサー
男性
女性
解説委員
元・アナウンサー
主な中継局
ケーブルテレビ再送信局
以下のケーブルテレビではテレビ(アナログ放送)が再送信されている(デジタル放送は近畿2府4県以外へは再送信されない)。
関連会社
読売テレビで流れるCM
現在
過去
64分にわたる放送中断
- 1990年5月9日午後1時59分から午後3時3分ごろまで、近畿圏(よみうりテレビの放送エリア)においてよみうりテレビの放送が64分間も中断するという、放送史上最長の放送事故があった。原因は奈良県生駒山にある送信所のトラブルとみられ、送信所に技術スタッフが急行するまでの間、よみうりテレビの画面は砂嵐(ザラザラ画面)だった。そのため近畿圏のみ午後2時からの「2時のワイドショー」が見られず、午後3時からの日本テレビからのネット受けの「キャッチ」も冒頭の3分ほど削られる状態となった。これだけの放送中断は史上初であり、よみうりテレビには約1,500件ものの苦情が寄せられた。
他の在阪民放テレビ局
関連項目
外部リンク